今日は、酒造です。
古代から米作りが盛んで、良い水に恵まれた会津。
400年前、その会津に蒲生氏郷公(がもううじさと)が
近江から杜氏を呼び寄せ、
会津の酒造の歴史が始まったといわれています。
その当時は、各集落の社に奉納するお神酒を造る家が、
会津中に無数に点在していたようです。
それが天明の大飢饉の際に再登用された家老、
田中玄宰(たなかはるなか)の会津藩の財政改革の一つとして、
酒造業が奨励され、小さな蔵元を集め、
ある程度の生産量をもつ蔵元にまとめて、
そこから更に会津の酒造業が栄えます。
江戸時代には様々な方法が試され、今に至るのですが、
機械化が進んだ現在でさえ、酒を作る方法自体は当時と変わらず、
江戸時代に樽の中で作られた酒も、
工場でタンクの中で作られる酒も、ほぼ同じ方法で作られています。
以上の文章は、イベント時に手渡された栞からの引用なのですが
この文章、実は、私が書いたんですよね・・・・。
なので、(あとで了解とりますが)まるまる載せても問題ないでしょう。

わりかし、嘉永蔵は、よく訪れる場所です。
酒呑みの聖地といいますか・・・好きな場所なんですよ。
嘉永蔵で作られている酒は、純米、大吟醸クラスばかりで
そのすべては市販されず、嘉永蔵の売店のみで販売されます。

参加者が少ないのじゃなかろうか・・・と心配しましたが
けっこう集まりました。若い人が多くて
JC君たちの狙い通りだったのではないでしょうか(ある意味、成功)

この水で末廣の酒が作られています。
この嘉永蔵の水は軟水。
会津美里にある博士蔵の水は硬水。
ちなみに、吟醸籠太は博士蔵の硬水で作られています。
明日は、本郷焼の体験を書きますね。
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